『雑草のサバイバル大作戦』を読んでわかったこと

自然と共に

雑草に出会う春

踏まれて喜ぶオオバコたち

先日ご紹介した『定年のデザイン』を書かれた高知に住む里見和彦さんの本が気になり、購入しました。ドクターマキノ風でおもしろい!

『雑草のサバイバル大作戦』 作/絵 里見和彦  (世界文化社)

めくってみてよ〜くわかりました。

実は昨年の春も、霜が降りなくなったと思えば、すぐに地面に緑の平たい葉っぱが出てきて、とても柔らかそうなのです。白い産毛風なものもあり、一体なんの花だろうと楽しみにしていたら、しばらくすると・・・大きなオオバコの葉っぱになりました。

「なあんだ!」と気づいて、抜こうとする頃には根強くて葉っぱがちぎれるんです。

3年前に引っ越してきたのになんで昨年か?というと、それまでの2年間は引っ越しの片付けやら義母の介護やらで、地面に目が向かなかったのだと思います。義母も天国へと旅立ち、片付けもひと段落して、やっと地面に目が行くようになったのだと。

今年も出てきました。青々としてきれいでしょう?

なぜこんなに平べったいかというと、それは踏んづけられるためなのだそうです。ドクターマキノによれば・・・

オオバコは根元から葉が生えて、人に踏んづけられてタネを靴につけてばら撒くので、踏んづけられることが当たり前。それでこんなにいかにも「どうぞ、踏んでください」という風な生え方なんだなあ。高いと避けて通るものねえ。

マツヨイクサも同じ

マツヨイグサもおんなじ。春に芽生えた時は平たいまま。見てみたら、庭にありました。

そうか、ちょっと紅い葉っぱのあなたが「マツヨイグサ」になるのねえ。あの背の高〜い黄色い花を咲かせるのねえ。義母が好きでした。

みんな、さすが雑草というものはスタートから踏まれることが前提なのですねえ。

あ〜、見習わないとねえ。

雑草とひとくくりにしてしまわないで、よ〜く観察してあげないとねえ。

そんなことに気づいたのはこの本を読んだから。

さて、暖かくなったので、草取りの大仕事が待っています。ごめんねえ。一生懸命生きているのに・・・でも君たちはrosieさんの中途半端な草引きなんかには負けないでしょうから・・・

では みなさま ごきげんよう。

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