手作りランタンで光と影で遊ぶ
表紙の写真は、6歳の男の子が保育園で作ったランタンです。中には無印良品の懐中電灯が入っています。2種のライトが点ります。
影を楽しむっていいですよねえ。
時にはこの白と黒の2色の世界を楽しむのも面白いのかも?
影を通して自分を見ること・・・この感覚もしばらく忘れていたような・・・雑然とした中で暮らしていますが、何かを自分からカットするのもいいのかもと思います。テレビではなくて、ラジオにするとか、車ではなくて自転車にするとか。
『ジヴェルニーの食卓』原田マハを読んで
私はマグノリアの花が好きでした。
『ジヴェルニーの食卓』 原田マハ 著 (集英社)
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原田マハさんの本が好きなのですが、まだ読んでいない本もいろいろとあるので、手にとっています。
この本の中の「うつくしい墓 La belle tombe 」という話は、画家アンリ・マティスの話なのですが、ある夫人がマティスに庭に咲いたマグノリアの花を贈るんです。
マティスは「マグノリアのある静物」という作品を描いていて、その一輪のマグノリアの花の後ろには大きなオレンジ色の鍋が描いてあります。
マティスは人生で一番辛かった時期に、このマグノリアの花の絵を描いたのだそうです。
マグノリアってなあに?
ヨーロッパではこのマグノリアという言い方で通じるようです。
植物学的に言えば、モクレン科全般のことをいうようですが、この絵はタイサンボクのようです。
マグノリアという、日本では聞きなれない言葉を聞いて、「あー、私はマグノリアが好きだったのだ」と気付きました。
卒業式の頃の白いモクレンの花。春にわざわざ探して見に行ったタイサンボクの花、そして歌にも出てくるコブシの花。rosieさんは、きっと自然の中に咲く白い花が好きなんだと、木々の合間に咲く春を告げる花が好きなんだと、気付いたという訳です。
季節も春が一番好きなんです。新しい息吹を感じて、希望の一歩を踏み出すようで・・・
マグノリアを植えよう!
好きなのだとわかったからには、マグノリアを植えようと、苗木を探しに行きました。
本当はマティスの描いたタイサンボクを植えたいのですが、何しろタイサンボクは大きくなれば20mにもなるという巨木です。そして木が大きくて高いところに咲くから花が見えにくいそうです。そんなに大きくなられたら困るので、諦めてハクモクレンにすることにしました。昔からハクモクレンが咲くとなんだか胸がジーンとしました。
ところがお店に行ってみると、ハクモクレンはなくて、黄色のエリザベスというモクレンの苗木がありました。へえ、黄色いモクレンもあったのか?と、とりあえずそのエリザベスを買いました。ちょうどエリザベス女王がお亡くなりになった時でもあるしと。こんな花らしい。
そして、早速植えました。
そして、もう一つ。ジューンベリーの苗木がありました。京都丸太町教会の玄関にあった木で、毎年実がなるとケーキを焼かれるとか・・・
思い出して、買ってしまいました。これです。
さあ、実のなる木が増えていきます。楽しみです。
老後の楽しみは増やさないとね🤗
アンリ・マティス展は来年💕
なんと、なんと2023年には「マティス展」が開かれるんですって!
コロナ禍になってから、東京の美術館もずっとご無沙汰でした。でもこのマティス展には行ってみようと思います。
最近やたらと、アートの展覧会に行きたくてしようがありません。ムズムズと😉
新しい職場に慣れて、もう少し落ち着いたらね!と自分に言い聞かせています。
そろそろ、マイペースの好きなことも復活させないと・・・
では みなさま ごきげんよう。
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