新幹線の布を変身させるには?悩んだ結果がコレ!
完成しました。東北新幹線「こまち」のバッグ!
これは4月から3歳児クラスへ進級する男の子の絵本バッグです。以前にもブログで紹介したように、東北新幹線「こまち」が大のお気に入り!
わざわざ、赤いこまちが真ん中に見えるようにと、贅沢な布の裁断をしました。
それもママが同じ布で作っている人がいるかもしれないから、自分のだとわかりやすくするためにと、わざわざ下の部分に赤い布をつけました。
持ち手は本人は黄色を選んだようでしたが、やはりそろえて赤にしました。
なかなかいい出来だとrosieさんも満足しています。
ママも「おー、思っていたよりも男の子っぽくなくて、かわい〜い!」と気に入ったようです。
でもね、完成に至るまでにはいろいろと大変だったんです。まあ、聞いて下さい。
普通の木綿布で絵本バッグ?シューズバッグも?
送ってきた布は普通の木綿の布でした。
これね、コップ入れや着替え入れの袋にはいいのですが、どう考えても絵本入れ(レッスンバッグ)やシューズ袋には不向きです。
子どもが自分で本やシューズを入れることを前提に考えると、しっかりした布の方が入れやすいんです。これまでの子どもたちはキルティングの布を買って縫いましたから。困りました😆
困った時は先生頼み👍 電話しました。
rosieさん「先生!この布で絵本バッグはどうもまずいと思うんです。接着芯でも貼った方がしっかりしていいかなあ?と・・・」
洋裁の先生「ミシンでキルトにしたら?キルト芯とガーゼかサラシで。前にキルトのお財布を作ったでしょう?あんなふうに。」
rosieさん「あー、そうでしたね。あの時はやり方だけ教わり、キルトはみんなの分を先生がして下さっていたんですよね?」
洋裁の先生「無理ならば接着芯という方法もあるけれど、今の布をまずはキルトにしてしまったらどうかしら?」
rosieさん「わかりました。やってみます!!」
なんでも練習しておくものです。全部揃っていました。
早速に洋裁材料の引き出しを開けてみると、キルト芯もサラシもありました。
前回のキルトの財布作りの時の残りでした✌️
キルトの財布もありました。ノアの箱舟の柄なんです。rosieさんはお気に入り!
ミシンキルト実践編
早速キルト布製作です。
まずはご希望の赤い布を下に縫い付けてから。
①2.5㎝間隔で下線を引く。
②こまちの布、キルト芯、サラシ、の3枚をしつけでとめる。
③ミシンで線に沿って縫い、キルト布に仕上げる。
rosieさんは初めてなのでドキドキ!ゆっくりゆっくりと丁寧に縫うので時間がかかりました。線ひいて、しつけをかけて、絵本バッグとシューズ袋分ゆっくりミシンキルトで4時間ほどかかりました。肩はパンパン。姿勢を変えるために焚き火の様子を見に行ったというわけです😉
裏布は男の子のご希望の赤色✌️
赤い布で裏袋を縫い、赤いベルトの取っ手をつけて出来上がり!
思わぬ時間がかかり、大変でしたが、おしゃれなバッグができてrosieさんも満足でした。
「こまちバッグ」の完成です。
巣立ってみてから気づくこと。そして感謝!
なんでも練習しておくものです。経験は力になります。
洋裁教室は服だけではなく、こんな財布も、バッグも、エプロンも、ベビー服もなんでも縫わせてくれたんです。
なんでも教えてくれたというのがまたすごい!仲間の影響もあり、みんなが真似して縫い始めるのもおもしろい。
孫を連れて遊ぶ時用のショルダーバッグを縫いたいと言った時も先生は一言、
「作りたいバッグの大きさの紙袋を持ってきて。」
rosieさん「???」
ところがいざ縫い始めると、なんと紙袋を開いて型紙になり、びっくり仰天!
「えー、そういうこと?」って・・・
遠く離れてみて、改めて思います。いろんな経験をさせてくれてありがとうございました💕 なんとか、自分一人でもできるようになっていました。いつのまにか。
段取り良さは洋裁から学びました。
進級のバッグを縫うために以前使った型紙を出してみたら、そこには先生のアドバイスが書いてありました。
「裁断したら、まずはぐるりと全部ロックミシンをかけること」
「そうだった!」と思い出しました。それが段取りよく仕上げるコツなんです。
🌸Hana保育園の時も、「仕事が早い!」とよく褒めてもらいました。
その段取りの良さは洋裁教室で学んだものでした。洋裁を学ぶようになってから、頭の中にはいつも段取りがあります。仕事の順番、効率、手を抜いてもいい所と手を抜いてはいけない所、おまけに相手が求めている動きなどなど。
それは今の🌈虹保育園でも同じです。お役に立てるようにと自分の動き方を段取りよく考えます。これ、習慣になりました🤗
洋裁教室から遠く離れてしまいましたが、離れてみて改めて身についたものの大きさに気づきます。せんせーい!本当にありがとうございました💕
先生もブログ仲間で、お電話したら、前回こまちの布をブログに上げたので、ちゃんと見てくれていて、「あの布ね!」と話が早かったんです。
巣立つことは寂しいけれど、離れてみて、自分に身についたものに気づくとちょっとした感動です。明日は後編です。お楽しみに。
では みなさま ごきげんよう。
コメント