火との距離感
子どもたちの前から「火」が消えてどのくらいになるでしょうか?
街では夏でも子どもの花火すら禁止の所もあるようです。
まだこの地域では農業関係もあるせいか、火を焚く機会が残っています。伐採した木、枯れた草など広い所で燃やします。(ただ市のゴミ対策としては月2回の木の枝、刈り草などの回収があり、燃料チップにリサイクルされるようです。)
火と子ども
火は本来ならば、人間のもっとも身近なエネルギー。
子どもの頃、お風呂を薪で燃やしながら、ぼーっとしていた時間。じっと火を見つめていた時間。あれは何だったのでしょう?何も考えず、ただ火を見つめていた時間。
子どもにとって火を焚くことは人間の原点に戻る時間のような気がします。
7才の女の子は火を焚くことが好き。炎をじっと見つめています。紙は瞬時に燃えてなくなるし、薪は長く煌々と光ります。
4才の男の子は最後はスモールさんで終わります。大好きな絵本「ちいさいしょうぼうじどうしゃ」(福音館)の世界です。
我が家も慣れないチェーンソーで、枝や間伐材を伐採します。そして燃やして灰は畑へ。最後にたくさん水をかけてもかけても消えない火種にはびっくりしました。これが火の怖さ。
コロナ期、自然を求めて、慣れない人たちが山でキャンプをして、火を燃やして楽しみ、山を降りた後が心配です。
火の神秘さと怖さを子どもの頃から知っていてほしいです。
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