好きなところへ行きたい?!
動けない木の気持ちになってみたら?
もうすぐ角野栄子さんの映画『カラフルな魔女』が公開になります。東京では1月末のようですが、隣の千葉ではちょっと遅れて2月16日から。四国ではまたちょっと遅れて3月だそうです。楽しみで〜す。
それで、昨年11月に出版になった角野栄子さんの新しい絵本を読みました。
『ちいさな木』 角野栄子 作 佐竹美保 絵 (偕成社)
絵は「魔女の宅急便」(福音館文庫)の絵を描かれた佐竹美保さんです。
街のはずれにぽつんと1本生えていたちいさな木が家出をしてきた犬と出会い、「自分の好きなところへ行きたい」と一緒に家出をする話。木なので、動けないと思っていたのに、犬が助けてくれて動き出すのでした。
「自分の好きなところに行きたい!」ってなんか共感してしまう言葉ですよねえ。
rosieさんだって好きでここにいるわけでもないから、思わず一緒に引っ越してしまうかも?やがて、ちいさな木は気に入った所を見つけ、時々散歩もしながらずっとそこで過ごすようになります。犬はどこかへ行ってしまいます。
考えてみたら、みんな好きでそこにずっといるわけでもないのかも?結婚してしまったから宿命で?そこに家を建ててしまったから?何らかのご縁なのでしょうが、時に「好きなところへ行きたい!」なんて思いませんか?
それで時にふらっと旅に出るかもしれません。ちいさな木の気持ちがわかるような気がする絵本でした。
小さな映画館を見つけました。
こちらでは、今度の角野栄子さんの映画の上映は今風の大きなシアターではありません。なんと戦前からあるという小さな映画館。そこはいつも選んだ映画上映をしているのだそうです。
それもまた面白くて楽しみになりました。昔から結構いい映画を上映しているのだとか。
先日、試しに夫くんと二人で行ってみたら、ほんとこじんまりと、訪れていたのは10人余り・・・トイレも昭和風😅、飲み物もコーヒーと自販機のみ。でも気に入りました。
こんな映画館があってもいいのかも?と。
夫婦で映画を見る機会も増えました。夫くんはrosieさんにお付き合いしてくれている面も多々ありますが。ついこの間まではお互いに忙しくて、そんなのんびりした時間はなかったのにね。
みなさま また面白い映画があったら教えてくださいね。
では みなさま ごきげんよう。
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